アイスランドのマクドナルド

ずっとグローバル化の標識として認識されている世界最大のファースト・フード・チェーン店――マクドナルドは、先日北欧のアイスランドにある3つの店を閉店して、全面的にこの金融津波で崩壊の危機に陥る国家から撤退することを宣言した。このニュースはアイスランドの経済事態の深刻さを表して、短期内に好転の兆しが見えにくいと示した。

2004年からアイスランドのマクドナルド販売運営者Jon Ogmundssonは、アイスランドのマクドナルドの商売は非常に盛んでいるが、アイスランド貨幣――コルナ(krona)の崩壊によって、原材料の仕入れコストが高まって、負担しにくくなって、“この何ヶ月間に売り出したハンバーガーの数が以前よりずっと多いだが、利潤はこれまで一度もこんなに低くない。本当に無意味なことをしている。”と語った。マクドナルドがアイスランドの特許権の定めによって規制されて、アイスランドで売り出す製品の包装、肉、野菜、チーズと各種の独特なソースなどは、すべてドイツから輸入しなければならない。しかしアイスランドの経済が金融津波に遭って重い衝撃を受けたために、コルナの為替相場は大幅に下落して、仕入れコストは急増して、現在1キログラムのドイツ輸入タマネギを買う値段は、1本極上のウイスキーの値段と同じだ。さらに、アイスランド当局は輸入食品に対して重い税金を徴収して、マクドナルドが現地の外食業と競争しにくくて、未来の数年内にアイスランドの景気が蘇る兆しがまだ見えないために、Ogmundsson氏は営業を停止なければならない。

アイスランドの経済は銀行が極端に拡張して、過度のレバレッジを使って、大量のリスクが高い貸付けを行ったために、去年の金融津波の下で崩壊した。過去の19ヶ月に、コルナ対ユーロの為替相場は8割近く暴落した。その後、アイスランドは資金管制を実施したが、コルナ対ユーロのレートは今年で更に8.1%下落して、26の新興市場の貨幣の中で第2番悪い。コルナの暴落は経営コストをこの18ヶ月に1倍を増加させて、もし一定の利潤を獲得したいならば、1つのビックマックの売価は現在の640コルナから20%を引き上げて、780コルナに変更しなければならない。お客様はこの値段を受け入れない。10月31日真夜中まで、アイスランド首都レイキャビク(Reykjavik)にある3軒のマクドナルド店は全面的に閉鎖する。でも、Ogmundsson氏はマクドナルド店の場所で新しいハンバーガー・チェーン店“Metro”を開くことになった。Metroで使用する食品の原材料は全部現地で販売されているものである。

ブラックホールの研究

今まで、天文学者は2種類異なる質量のブラックホールを発見して、1種は質量が小さいブラックホールで、もう1種は超大質量のブラックホールである。長い間、科学者はずっとこの二種類のブラックホールの間にある中等質量のブラックホールがきっと存在していると推測しているが、めったに存在してないので、最近やっと1つこのようなブラックホールを発見した。

最近、フランス空間輻射研究センター(CESR)の研究員は地球から約2.9億光年距離の銀河系の中で1つ中等質量のブラックホールを発見したと発表した。このブラックホールの質量は少なくとも太陽の500倍がある。この発見は超大質量のブラックホールの起源の解明に新しい証拠を提供してくれるかもしれない。例えば私達がいる銀河中心にあるブラックホールの質量は、大体太陽の数百万倍~数十億倍がある。しかし、それらの起源今なお依然として謎のままだ。

巨大な恒星たちが衝突して生じた強大な引力は近くにあるすべての光を妨げて、太陽の3倍~20倍質量の小さいブラックホールを生み出された。超大質量のブラックホールは多くのわりに小さい質量ブラックホールが次々とまとめて形成したものであると科学者が推測している。しかし彼らは今なお中等質量のブラックホールの形成証拠を見つかっていない。そのため、ブラックホール形成の理論がとても成立しにくい。

最近、フランスの科学者は『ナチュナル』誌で、“中等質量のブラックホールの存在に関して、ずっと論争し続いた話題である。今まで多くの候補を提出したが、今なお人々が認可したものはない。”と書いた。この最新の発見は中等質量のブラックホールが確かに存在していることと最も有力的に証明した。研究者たちはヨーロッパ航空宇宙局のXMMニュートンX放射線天体望遠鏡を使って、ひとつ放射源を確認した。この放射源から放射したX射線は太陽の放射物より2.6億倍高い。この放射源は“Hyper-Luminous X-ray Sourceと称されて、ESO 243-49銀河系の周辺に位置する。研究者はこの放射源の物理特徴と放射形式によって、この放射源はきっとひとつ質量が太陽の500倍のブラックホールと推定した。そして、このブラックホールは今まで初めて発見された中等質量のブラックホールであると確定した。

世界銀行ランキング

フランスの経済新聞紙『財政経済週刊』最新の世界各銀行の時価に対する統計データによると、世界銀行ランキングは、中国の3大銀行はトップ3まで登って、以前長年首位を占めるアメリカのシティグループがすでにランキング15位以外に転び落ちたことを示した。

サブプライムローン危機が爆発する前の2007年6月末に、市場時価トップ15の世界銀行の中で、シティグループ、アメリカン・バンクとHSBCは上位3位に位置して、市場時価はみんな2150億ドルを上回って、第15位のイタリア・ユニクレジットのその時の市場時価も930億ドルまで達した。中国の中国工商銀行、中国銀行と中国建設銀行はそれぞれ第4、第6と第7位だった。しかし、金融危機爆発後、最新の統計データによると、今年6月末まで、中国工商銀行は2570億ドルの時価で首位を奪い取って、中国建設銀行と中国銀行はそれぞれ第2と第3位でトップ3に並んだ。中国交通銀行は約593億ドルで世界ランキングの第13位に達した。その他に、同じ新興国のブラジルのバンコ・イタウ・ホールディング・フィナンセイラは、610億ドルの市場時価でランキングの第12位に上った。→FX比較!FX業界人が選ぶFX業者

データによると、全世界15の大銀行の時価総額は2年前と比べて約28%縮んだことを示した。依然としてランキングトップ10軒に残した銀行の中で、中国工商銀行と中国建設銀行の時価だけが上昇した。2年前のランキングの中に1000億ドルの時価を上回る銀行は13軒があったが、今年6月末まで、6軒の銀行だけこのレベルより上回っている。トップ前15に入る条件も930億ドルから540億ドルまで激減した。

また、統計データによって、欧米の銀行が金融危機から受けた衝撃はもっと重くて、時価の下がり幅が他の地区の同業より大きい。シティグループの時価は2年前の2560億ドルから145億ドルまで縮んで、世界ランキングの順位も急激に低下した。HSBCは現在欧米銀行の中で最も順位前の銀行で、ランキングの第4位に位置するが、時価は2年間より32%まで縮小した。それ以外に、スイスのUBS、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド及びイタリアの2軒の銀行もトップ15以外に落ちた。トップ15の中にアメリカのゴールドマン・サックス、ロイヤルバンク・オブ・カナダとクレディ・スイスなどの新しい顔も現れた。

銀行の時価は株価の変化によって決まる。金融危機はハイリスク業務を営む欧米銀行の業績を大幅に下落させて、主要業務は大きな影響を受けて、投資家は大量にこれらの銀行の株券を売り出して、株価が転んだ。これに反して、中国とブラジルなどの新興国の銀行は、負うリスクが小さいため、全体の経済状況が相対に穏健で、投資家は大量に関連株を購入して、銀行の時価も上昇し続けている。